※ ASV：CD DCA 924（輸入盤）
　日本語解説書付きです。

①交響曲　（ハ長調）
②夏の夕べ
③ハンガリー風ロンド

ヨンダーニ・バット　指揮
フィルハーモニア管弦楽団
クリストファー・ワレン=グリーン
　　　　　　　　　（ヴァイオリン ③）
録音：1990 年代前半

※ CHANDOS：CHAN 8877（輸入盤）

①ガランタ舞曲
②組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
③ハンガリー民謡「飛べよ孔雀」による
　変奏曲

ネーメ・ヤルヴィ　指揮
シカゴ交響楽団
録音：1990 年

バルトークとならび民族的素材に新しい光をあてながら、ハンガリーの芸術音楽の道を切り開いてきたゾルターン・コダーイ。
バルトークは「豊かな旋律的創意と完璧な形式感、メランコリーと移ろい易ささを愛する作曲家」とコダーイを語り、尊敬を惜しまなかったそうです。
今日のコンサート・ステージにおいて取り上げられるコダーイの作品は、特定の有名曲に限定されているので、交響曲が収録されている ASV 盤は、なかなかの貴重盤ではないでしょうか？
ちなみに、交響曲は A . トスカニーニの追悼のために作曲。「夏の夕べ」は、トスカニーニに献呈されています。

次の CHANDOS 盤は、コダーイの心を歌いあげたヤルヴィの指揮も聴き物ですが、選ばれた３曲のどれもが名作であり、これは企画の上でもヒットですね。
組曲「ハーリ・ヤーノシュ」は、プロローグとエピローグを持つ４幕のジングシュピール中の６曲を、管弦楽組曲にしたものです。ナポレオン時代のウィーンを舞台に、伝説的なハンガリーの豪傑ハーリ・ヤーノシュの５つの冒険談が繰り広げられる喜劇です。舞台作品としてよりも、組曲にした形で親しまれていますね。
ガランタ舞曲の「ガランタ」は、コダーイが少年時代を過ごしたことのある村の名。そこのジプシー音楽の旋律集を素材に作曲、導入と３つの舞曲からなります。
ハンガリー民謡「飛べよ孔雀」による変奏曲の主題は、古い農民の歌ということしかわかりませんでした。　

盤面に、傷はありません。
素人検品です。傷の見落としがあっても、ご容赦願います。

ASV 盤のケースにヒビがあります。
解説書に少し汚れがあります。
写真を必ず確認してください。

素人が自宅で長期保管していたものです。
神経質な方は、購入を控えてください。

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