佐藤荘一郎 著
太平洋協会 編
2023年2月13日 第1版第1刷発行
ダイレクト出版

◆書籍概要
これは最強の武器か、諸刃の剣か...
109年前、世界を震え上がらせた「禁断の学問」が存在した。
第一次世界大戦から⼤東亜戦争と時代を超えて、世界の運命を変え、時には惑わせてきた禁断の学問は、ある男の運命をガラリと変えた。

男の名は、アドルフ・ヒトラー
1933年にドイツの全権を握ったヒトラーは、驚異的なパワーで進軍
あっという間にヨーロッパのほぼ全てに領土を広げ、全世界を震え上がらせる存在となった。

なぜヒトラー政権のドイツは、ちっぽけな内陸国から、一瞬でヨーロッパの覇権国になれたのか？
枢軸国の絶頂期におけるヨーロッパ　
(出典:Wikipedia、筆者一部編集)
ヒトラーを背後で操っていた男
ヒトラー快進撃の背後には、ある1人の天才ブレーンが居たのです。

ヒトラーは、その天才ブレーンに教えられるままに、
極めて論理的に作戦を実行していただけでした。
しかし、この快進撃を“自分の手柄だ”と過信したヒトラーは、
ブレーンの助言が次第にうるさくなり、切り捨ててしまいます。

そして、この学問と真逆の方向に舵を切り、暴走。

ドイツも、そしてそれに引きずられるように同盟国だった日本も自滅、
敗戦の泥沼へと堕ちていきました…

あの時ヒトラーが方針を変えなかったら、ブレーンの言う通りに動いていれば…
ドイツも・日本も実は戦勝国になることも不可能では無かったのです…。
（※ちなみに“アメリカは第2次世界大戦で連合国が敗れ、日本とドイツが勝利してアメリカを占領した”場合のシュミレーションまでしていました）

ある意味、この学問の力に賭け、ドイツと手を組んだ日本は
いい読みをしていたと言えるのかもしれません…

そしてナチス敗退後、全世界を震え上がらせたこの学問も、
“禁断の学問”として世界から消されてしまったのです。
天才ブレーンが残した1冊の本
ヒトラーを背後で操った男の名はハウスホーファー

ドイツが負ける少し前、彼は日本に向けて1冊の本を残しました。

それがこの「ハウスホーファーの太平洋地政学解説」です

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